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自動撮影2016考察

2016年6月10日:湧別川河口コロニー

 

1年2ヶ月前の本日、私は設置した自動撮影カメラの前にいた。カメラが写し続けていた巣の中には4羽の幼鳥が座っていた。

 

2016年6月10日は北海道カワウ研究会が初めてカワウを捕獲し左足に赤いカラーリングを標識した日である。

カメラの前の巣の個体を捕獲した時、私は一回くらいは捕獲の様子が写っているだろう…などと当然のように思いながら糞で汚れたカメラを眺めていた。そして、標識後の個体の様子を記録し続けてくれると思い込んだまま、私はすぐに別の巣へと移動した。その時点で既に事切れていたとは思いもよらなかった。

その結果、自動撮影カメラを向けた巣の繁殖状況の確認はこの日が最期となり、残念ながらその後の幼鳥の消息は未だ掴めていない…。

 

失敗の理由は明確だった。私は何をとち狂ったのか!?カメラの撮影間隔を10分3枚で、しかもアルカリ8本しか使っていなかった。

話せば長くなりすぎるので割愛するが、カワウの繁殖を最期まで撮り切るためには、これでは全くお話にならない。これまでの経験からちょっと考えれば容易に想像できたはずだったのに、私は一体何をやっていたのか…。

 

2016年6月10日(右上11月1日)

 

カメラを回収したのは昨年11月1日だった。すぐにウキウキしながら画像を確認したのだが…数分後に私のハートは絶望感で満たされた。続けてその夜、どんよりとした気分の中で15,020枚の画像と向き合った。

ほとんど似たような画像を見続けるのは、それなりの集中力と精神力を必要とする。

失敗した時は特に気が滅入っているので、成功した時の何倍もの推進力をどっかから捻り出さなければならない。

落ち込んだまま画像解析を行うと、記録されている画像の意味を読み解くのが難しいようだ。今回のブログ記事を更新し続ける中で、これまでに少なくとも2度は見ていたはずの画像の中に、それまで気付かなかった地味な発見(正確には疑問点?というか謎)が幾つもあったように思う。

きっと、この先何度も同じ画像を見返せば、さらに様々な発見があるはずだが…現時点ではちょっと厳しい。

 

・・ちなみに2017年も同じ場所に自動撮影カメラを設置している。もちろん2016年の失態を踏まえた設定を行ったが、再び何らかのミスを犯しているのではないか!と、今現在とにかく心配でしょうがない。

 

■最期に1年前に設置したカメラの基本情報はこちら

機種:サンコー・mini「MPSC-26」(2015年10月購入¥14,373)

撮影枚数:15,020枚

設置期間:2016年3月24日〜11月1日(5月23日電池切れ終了)

撮影画素数:12M

 → カメラの画素数が5Mなのに、なんで12Mにしたのか自分で設定したけど理解不能

撮影間隔:10分間隔で3枚撮影(センサー反応で撮影後に10分休止する設定)

作動時間:24時間

電池:単3アルカリ8本

他の細かい設定が気になる方はご連絡頂ければ個別に対応いたします。

 

今回の私の経験も、これから自動撮影に挑戦する人(使い続けてる人も)に多少なりとも役立てば幸いです。

 

情報提供 渡辺義昭

センサーカメラ | comments(1) | -

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毎度お疲れさまです。
最近の自撮カメラは連続撮影枚数が伸びてますね。
個人的には5分2枚がいいのか、10分4枚がいいのか。悩みどころです。

センサー稼働の場合は1枚設定だとブレが大きくなりますね。
経験は必ず糧になります。

頑張りましょう。
カトさん | 2017/08/11 21:48
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